昨日朝7時頃に富士見台五区へと繋がるトンネル付近で熊らしき大型動物が目撃されたことにより、6/23の19時に富士見学区自治連合会、幼稚園、保育園、小学校、中学校およびPTAなどのメンバーを集め「子どもの安全を守る協議会」の緊急会合が開催されました。その結果をお伝えします。
なお、これからしばらくは数日おきに情報が更新される可能性があります。更新された情報はホームページに掲載するようにします。
1)熊の痕跡または目撃情報について
ツキノワグマの親子と思われる熊の痕跡などが下記の位置で確認されています。
6/23の目撃ポイントは富士見台五区、ベルヴィタウンに抜けるためのトンネルがあり、かなり人家に接近しています。場合によっては夜間に名神高速道路の東側に移動してくる可能性があります。
この情報は6/23のうちに大津市および滋賀県に報告されています。
2)子ども達への対応
学区内外を問わず、幼稚園、保育園、小学校、中学校には注意喚起の連絡を入れています。特に富士見小学校は本日より朝の登校時に教員による見回りがスタートしています。
また自治連合会でも「防犯ふじみ」管轄としてパトロールの強化が行われています。
同時に、ラクダ道を通学路として利用している児童・生徒に熊鈴を配布するということで、本日発注が行われる予定です。
到着次第、立番を行っている方々から対象エリアを通る全員に配布する予定です。
その他、本日、学校にて担任の先生方から注意喚起がされます。
茶臼山児童クラブについては富士見小学校からの移動経路としてラクダ道を利用しているため、児童クラブから付き添いの職員が富士見小学校へ迎えに行くことになっています。
3)地域の方々へ
エサの不足を補うために人里に近づいて来ている可能性が考えられます。大きく3点について注意をお願いします。
①ゴミ出しの方法
前日夜のゴミ出しは避けて下さい。カラスよけネットではまったく役に立ちませんし、中の見えるゴミ箱も場合によってはひっくり返してでも中のゴミを漁る可能性があります。
②家庭菜園など
収穫が出来るモノは出来る限り早めに収穫をお願いします。
③夜間・早朝の通行注意
ラクダ道を夜間または早朝に通行する方は注意して下さい。ツキノワグマは車に対して攻撃的になる事は無いと考えられますが、ランニングやウォーキングの際に出会うと襲われる可能性があります。
また、「防犯ふじみ」としてラクダ道周辺に「熊出没注意」のノボリを立てることとしています。
4)警戒期間
「子どもの安全を守る協議会」および「防犯ふじみ」では年内いっぱい(熊が冬眠に入るまで)を警戒期間として設定しました。
子どもの通学に対しては一旦、夏休みに入るまでを集中警戒期間としますが、その後も警戒を続けることとなっています。
5)その他
6/27に「子どもの安全を守る協議会」の定例会が開催されます。そこで中・長期的な対応について話し合いをする予定ですので、その結果を改めてご報告いたします。